平成22年もスタートして20日近くが過ぎました。実は先日、日本ではじめて、「ロハスセラピーコンサート」と題しての演奏会を岐阜市民会館で開催してきました。このコンサートは、人々のために未病の改善に役立つ音楽を提供して、健康の維持と未病の改善を図ってほしいという願いの中で行われたものです。有り難いことに、私が理事長を務める内閣府認証NPO法人ロハス未病医学会に対して、日頃からご理解をいただき、強いご支援を賜っている岐阜市の企業の方々のお力によってロハスコンサートは実現されました。改めて応援して下さった方々に深く感謝しています。
  皆さんよくご承知のように、音楽には、人間の精神に作用する力や健康に直接関与する生理機能に影響する力、そして人間同士のつながりに作用する社会的な力などがあります。こうした音楽のもつ力を、意図的に意識をもって、心身の機能を改善させたり、精神的な問題を解決したり、あるいは生きる希望や意欲を高めるために取り入れることが、音楽療法であると解釈されています。今回のコンサートでは、私が解析して用いているモーツアルトの音楽がもっている音響学的な特徴を、同じように多く含む音楽を新たに作曲していただき、それを生の演奏で会場の皆さんにお聴きいただくという画期的な日本初の音楽療法コンサートでした。
 さて、音楽療法に先立ち、日本総合ヨガ普及協会理事長を務めておられる山本正子先生によるヨガの講演と実演もあり、会場の皆様は、未病改善ヨガ゙を実際に体験することができました。私も、ヨガが未病の克服あるいは介護予防にも通じていることを知ることができ、たいへん有意義でした。こうした新たな未病改善ツールや方法が人々のために提供されることは、本当に嬉しいことです。一方、コンサートで今回使用した新曲は、オハイオ州出身のゲイリー・スコットさんによって作曲されたものです。彼のソプラノサクソホーンの演奏には、素晴らしいゆらぎと高い周波数の音がリッチに存在していて、魂がふるえました。また、今回出演いただいたもう一人のハワイ出身のマイケンさんの透明感あふれる歌声には、しばし心が奪われました。私は、人々の健康を願っての真心の演奏に感銘をうけるとともに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。  
  ところで、現在、世の中はいまだに不景気の中にあります。社会は閉塞感に満ちていて、生きる希望や意欲が低下しつつあります。また、人々の健康も不安定な環境によって脅かされています。こうしたときこそ、生きる希望や勇気を提供してくれる活動が大切になります。私は今回のようなロハスコンサートを今後も継続して開催し、少しでも人々の健康の維持に役立てられるように、ロハス促進、未病克服の活動を展開していきたいと改めて決意しました。
   今回のコンサートには地元の衆議院議員で元・郵政大臣の野田聖子先生がご多忙の中にあるにも拘わらず祝福にかけつけて下さり、コンサートを盛り上げて下さいました。こうした心のこもった応援は、今後の活動の支えになるので、本当に嬉しいことでした。
   今、残念なことに、岐阜市の繊維産業は低迷し、市内には昔の活気がみられなくなりました。私はこうした状況をみるにつけ、心が痛みます。しかし、こうしたピンチにあるときこそ、万人が求める健康をコアにした新たな町興しの活動が展開できるのではないかと確信しています。発想を転換して、名古屋の人々を岐阜に来てもらえるような岐阜にしかない魅力的な方策をみんなで考えていくことが大切と思いました。今日は、岐阜の皆さんに恩返しの気持ちで微力ながら健康を維持できるツールを提供していきたいと強く思う1日でした。




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