2009年9月アーカイブ

「新型インフルエンザ感染症に備えて」を考える

  今年は新型インフルエンザが世界的に猛威を振るい、日本でも夏場から流行期に入ったようです。人類の歴史は、病原体による感染症との戦いであったと言っても過言ではありません。しかし、人間は抗生物質を発見し、細菌やカビなどの感染で死ぬ人は激減し、多くの感染症は克服することができました。特に、1980年に「死の病」と恐れられていた天然痘を撲滅することができたのは、有名でしょう。一方で、その後もエボラウイルスやエイズウイルスなど、種々のウイルスを中心に、恐ろしい病原体が現れ、人類に脅威を与えています。

21世紀の人類と健康フォーラムに参加して

  9月に入り、あちこちでアオマツムシやエンマコオロギが鳴き始めました。本格的な秋の到来で、朝晩はめっきり涼しくなり、ついこの間まで騒々しいほどに競って鳴いていたセミも少なくなり、どこかしらさびしく感じられます。そんな季節の中、長野市にある信州大学工学部校舎で、「21世紀の人類と健康フォーラム」が開催され、僕も講演のために参加してきました。アルプスに囲まれ、緑豊かな自然環境に恵まれている長野県は、全国有数の長寿県であり、この原因は昔ながらの食習慣や美味しい水などにあると言われています。

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