2009年3月アーカイブ

心を引き締める3月を考える

 平成21年も早2ケ月が過ぎ、どなたでも心が弾む春の到来です。僕は小さい頃から、この時期が大好きで、松本の実家の裏にある桑畑によく一人で出かけたものです。信州の3月は、まだ深い雪に覆われた北アルプス・常念岳の山々から吹き付ける寒風が身を凍えさせ、まだまだ暖かな春は遠いなと感じさせますが、僕は、本能的な五感で、何となく春の足音を全身で感じていました。桑畑の土に目をやると、ツクシの芽が顔をのぞかせ、また土手の暖かな日差しが注ぐ場所には、オオイヌノフグリのあの可愛らしい紫の小さな花が咲き誇り、目を奪われたものです。さらに、実家の家のつぼ庭には、福寿草やクロッカスが太陽に向かって喜んでいるように咲き誇り、スイセンの芽はいっせいに春空に向かって生長していて、僕は子供の幼い心ながら、生命の強い息吹に感動していました。

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