2008年9月アーカイブ
中国の長春市を訪問して
 僕は9月16日から20日まで中国・東北部にある吉林省の長春市を訪問してきました。長春はこの省の省都であり、1932年に旧日本軍の傀儡国家であった満州国の首都でもありました。かつての満州国の宮廷である偽皇宮は、清王朝の最後の皇帝であった溥儀がここで即位したことで有名でもあります。当時、満州国によって建造された官庁や旧日本軍の建物は、まだその多くが残っていて、現在は吉林大学図書館や基礎研究所、あるいは吉林省の共産党委員会の建物として利用されていました。
魅力あるところに人は集まるを考える
 最近の新聞や受験雑誌などをみると、大学の存続が本当に可能か否かについて論じられていることがよくあります。実際に、今春の大学入試では、4年制の私立大学の約47%が定員割れを起こしていたと報じられていました。18歳人口が極端に減少し、来春の入試では121万人となって、その後、約10年間は約120万人で推移するとのことです。僕らが大学入試を受験した今から40年前は、戦後の「生めよ増やせよ」の時代であったために、18歳人口が約205万人もいました。この状況に加えて、大学数も今よりかなり少なかったり、また東大紛争で代表される大学紛争で入試が実施されなかったりで、どこの大学も競争率が激しく、大学入試を突破すること自体にたいへんな苦労が伴ったものです。
オリンピック開催年にいつも願うこと
 8月に開催された北京オリンピックも8月24日に閉会式を迎えました。17日間にわたり繰り広げられた28競技の302種目にも及ぶ熱戦に幕が下ろされました。この期間中、各国の有望な選手の熱い戦いが繰り広げられ、毎日、その喜びの涙に満ちた感動的な内容が報じられていました。期待された通りの成績を収めた選手や、一方で残念なことに、力を出せなかった選手など、さまざまでしたが、オリンピックに参加された各国のすべての選手に平等に心からの拍手を送り労をねぎらいたいと思います。夢と感動を与えてくれたことに対して感謝の気持ちでいっぱいです。



